体がすっかり軽くなり積極的に動けるようになったのは検査データが正常化したから

3年前の年末に、私は約3週間の入院をしました。ヘモグロビンA1Cが11.2% に急上昇し、主治医から入院を勧められたのです。

糖尿病の入院治療は、これが3度日。しかも、今回は「合併症の危険性もある」と警告され、非常にショックでした。

私は食欲に波があり、食欲が高まると自制が効かなくなります。深夜にご飯を食べたり、間食が増えたりするので、当然、体重も増えます。

そんなときは、やっぱり体が重だるくて、家事をする気力すらわきません。体を動かさないのにドカ食いし、数値が上がるという悪循環をくり返していました。

入院治療は精神的にも金銭的にも負担が大きいので、「もう二度と入院したくない」と考えていました。そんな私に「テンペ菌発酵の野草茶」を勧めてくれたのは、夫です。私が入院中、雑誌で「テンペ菌発酵の野草茶を飲んで血糖値や体重が落ちた」という健康雑誌を読み、私のために取り寄せてくれたのです。

さっそく退院直後から、このお茶を食前に400ml飲むのを日課にしました。同時に食事の改善にも着手。ご飯を茶茶碗7分目に減らし、野菜や納豆、メカプなど海藻類を積極的に食べるようにしたのです。

そうした努力の甲斐もあり、数値はどんどん改善されていきました。5月の退院時は8.6 % あったヘモグロビンA1Cが、7月には7.7% 、8月には7.1 %、9 月には6.6 %と、順調に下がっていったのです。

現在では5.9% と、すっかり正常範囲内に収まりました。血糖値は自宅で毎日測っていますが、最近は90mg/dlで安定しています。体重もトントン拍子に落ちて、いちばん太っていたころに比べてなんと20kgもの減量に成功。今ではすっかり体が軽くなり、以前と同じように家事をしたり、出かけたりと、積極的に動くようになりました。

現在はインスリン注射を打っていますが、今の良好な数値を維持できれば、インスリン注射を卒業できる日もそう遠くはない、と思っています。